院長の吉村です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
実は僕も以前、軽い不眠症になり、毎晩「どうすれば眠れるんだー」と真剣に悩んだ経験があります。
その時に、自分の身体でいろいろな治療法を試したので、その経験をもとにお伝えしていこうと思います。
不眠の症状
- 入眠障害
寝つきが悪く、30分以上経っても眠れない。 - 中途覚醒
途中で目が覚めて、なかなか寝付けない。 - 早朝覚醒
朝早く目が覚めてしまう。
だいたいこんな症状で、不眠の方はお悩みだと思います。僕も入眠障害・中途覚醒で悩みました。
そして朝もスッキリ感が無いし、日中も何か頭も体もボーと集中できない状態。
こんな時は、肉体的にはもちろん、精神的にもダメージを受けて、気持ちの落ち込み、不安感、呼吸が浅くなり、自律神経失調症にもつながっていきます。
不眠症の原因
- 精神的な問題
精神的なストレス(対人関係のストレス・環境的なストレスを含む)が不眠の最大の理由です。これらのストレスが続くと、イライラ・不安・落ち込むなどのココロとカラダの緊張を生むことになります。1つ注意すべきは、ストレスをあまり感じていない人もいることです。自分の気持ちを抑え、フタをしてしまっていることが原因です。
- 身体的な問題
例えば、痛みやかゆみ、夜間尿などがあります。
過活動膀胱(膀胱の機能が過活動になり頻尿になる)や利尿剤(おしっこを促す薬)などのお薬を服用の方は、夜間もトイレに行きたくなり目が覚めやすい傾向にあります。
その他、睡眠時無呼吸症候群などもあり、身体的な問題の場合は、当院を受診する前に、病院でその問題を解決する方が先です。
- その他の問題
薬やカフェイン、たばこ、アルコールの過剰摂取でも不眠になります。アルコールは入眠には効果的ですが、睡眠の質を低下させ、また依存性もあるため、トータル的に考えればマイナス要因になるので注意が必要。
不眠症になりやすい傾向の方
- 性格
完璧主義や心配性の方に多い傾向。 - 性別・年齢
男性よりも女性に多い傾向。
40代以降で高齢になればなるほど多い傾向。当院でも40代以上の女性の方が圧倒的に多いです。
不眠を改善させるには
このような原因や傾向のある方は、必ずと言っていいほど自律神経が乱れています。
メモ:自律神経は次の2つを合わせたものです。
交感神経(活動時の神経活動)
副交感神経(休息時の神経活動)
不眠症は、夜になった時に、この交感神経から副交感神経に切り替えが上手くいかないことが原因になるので、副交感神経を優位にしてあげることが重要です。
不眠症を改善させるには、まずこの自律神経のバランスを整えることが大切です。そのためには…
- 首肩や背中の筋肉の緊張を取ること
マッサージでは一時的には改善しますが、すぐに戻ってしまうので、当院では全身のバランスを整える整体を行います。 - 交感神経の高ぶりを鎮めること
当院では、最新の医療機器を使い、交感神経を鎮め、副交感神経を優位にしていきます。この治療はとても心地よく、「ホッとする」「とても気持ちいい」と皆さんに評判です。 - 呼吸を整えること
浅くなっている呼吸を深い呼吸に変えていくトレーニングを指導して、自宅で簡単にできるセルフケアをお伝えします。
僕も不眠の時に、いろいろなセミナーに行き、自分の身体で試してみた結果、この3つの組み合わせが最も効果的でした。
当院に来られる患者さんも、この施術方法で9割程度の方が、不眠症が軽減・改善しています。
不眠症でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
おそらく、肩こりや頭痛など他の症状もお持ちの方も多いでしょうから、それらもお気軽にご相談ください。