院長の吉村です(^^)
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
今日は、日本コアコンディショニング協会の「スイングストレッチ」セミナーに。主にボディーコントロール(体幹と全身を協調させ動きを作る)内容で座学と実技を習ってきました。
座学でも新しい発見が沢山ありましたが、実技がもう…スゴイ。
いかに自分のカラダが思うように動かせないか…(-_-;)
今回は、このセミナーで学んだことや感想を書こうと思います。
コアコンディショニングとは
大人になると自分の体を、ある程度自分の思った通りに動かせると思います。
なぜ思った通りに動かせるのか。
それは、私たちが発育・発達過程の中で「動かす」を獲得してきたからなんです。
例えば生まれてから歩くまででも、これだけの「動かす」を獲得してきたんですよ。
- 泣く
- 仰向け
- 寝返り
- うつ伏せ
- 四つ這い(ハイハイ)
- 立ち上がり
- 立つ
- 歩く
これを私たちは赤ちゃんの時、何度も失敗しながら自然と獲得してきたんです。
だから、大人になった私たちはいろんな自由な動きができるんです。
でも何で僕は動かせなかったのか
実は、一度獲得した「動き」を手放してしまったことが一因のようです。
というのは、赤ちゃんは「泣く」ことで「腹筋」を使っていますが、僕はそこまで泣きません(笑)
また、「四つ這い」(ハイハイ)もしません。
ということで、一旦獲得した「動き」を手放してしまうことで、機能が低下してしまったのが原因と考えられます。
トップアスリートでも「動きを手放している」(きちんと動かせない)方もおられるので、一般的な私たちならなおさら手放しているかもしれませんね。
また、赤ちゃんの時にしっかり獲得できていなかった場合もあるようです。例えば、最近では四つ這い(ハイハイ)をせず、立ち上がりに進んでしまったり、というケースもあるからです。
「動かす」が出来ないとどうなるか
血流が悪くなり、疲れが溜まっていきます。そしてその状態が続くと体にゆがみが出たり、不調が続くようになります。
一般人であれば
- 肩こりや腰痛
- 股関節や膝の痛み
- 頭痛や不眠、めまい
などの体調不良につながっていきます。
またアスリートであれば
- パフォーマンス低下
- けがを引き起こす
- ケガを繰り返す
などの不調につながっていきます。
つまり、「動かす」が出来ないと、誰でもが困ることになります。
実技エクササイズを受けてみて
一言で、「自分の体にビックリ」しました。
というのも、たった10分程度のエクササイズで
- 立った時の重心が修正された
(僕の場合、前重心だったものが、しっかり後ろにかかるように) - 左の股関節の動きが良くなった
(足が軽く上げやすくなった→キレイな歩行の獲得) - 歩行中に軸をしっかり意識できるように
(初めは気付かなかったが、全然変わった)
しかし、エクササイズ中は、「違う意味でビックリ」しました。
こんなにも自分の体が歪んでいたり、軸がぶれているのをすごく感じられたんです。
正直ショックでしたが(笑)
本当に思うように「動かない」ことの連続。
そして正しい動きが出来ていない、と頭では分かっていても、修正出来ない。
これは体がクセづいてしまっていたり、筋肉が使えてなかったり、逆に使うべき筋肉ではないところが頑張っていたり(代償作用)、もう終始、変な汗と笑いが止まりませんでした(;'∀')
でもこれが原因で、体がゆがんだ状態になり、痛みに変わっていくので笑ってばかりもいられません。
まず痛みを改善するのも大切ですが、その痛みは何が原因で引き起こされたのか、を考えていかなければ、すぐに再発してしまうことになります。
いづれ新しいメニューとして自信を持ってご提供できるレベルにして行きますので、楽しみにしていてくださいね。
それまで、まずは自分の体を使いながら実験して肉体改造していこうと思います。学びを重ねたいと思ういい日になりました。
本日もお付き合い、ありがとうございました!