こんにちは!吉村です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
今日は肩こりで気持ちも優れず肩甲骨がゴリゴリだった女性(50代・Aさま)の方が来院されました。
更年期のホットフラッシや冷え性にも良かった呼吸法をご紹介しようと思います。
肩こり改善以上に嬉しい変化
2017年6月に初来院されて、今ではもうすっかり元気。
改善されてからも3~4週間に1回のペースでメンテナンス通院をして下さっています。
更年期の症状も併発していて、サプリやお薬に頼っていましたが、数カ月前のA様の状態からしたら、かなり良くなってきたなーと。
そして今日何気ない会話から、とても嬉しい変化が出ていることを発見。
それは
- 今年の冬は、冷え性がマシ!
- ここ数カ月、ホットフラッシュもマシ!
ということでした。
呼吸が浅いことのデメリット
年齢問わずですが、肩こりの女性に多いのが「呼吸が浅い」こと。
呼吸が浅いと、血流も悪くなり、代謝も落ちて、冷え性に繋がります。
また呼吸が浅いことで、呼吸する時に使う筋肉も使われていないため、肩甲骨や肋骨、鎖骨、背骨の動きが悪くなり、自律神経の不調にも繋がります。
自律神経(特に交感神経が緊張状態になる)の不調により、
- 首・肩がつまる
- めまい、のぼせ
- 頭痛、不眠、気分が悪い
- イライラ、落ち込み
- 息が吸いづらい
- 変な汗がジワーっと出る
- 内臓の機能も落ちる
など色々な症状が出てきます。
深呼吸のメリット
Aさまは、足の指や足首のセルフケア【詳しくはこのブログを見てね▶】も続けてくれていたのですが、もう一つ良かったのが「深呼吸をする」習慣。
深呼吸は、上記のことが結構解決に向かいます。
深呼吸することで、血流が良くなり、代謝も上がる。そして冷え性にも良い!
さらに、深呼吸の一番の良さは、何と言ってもリラックスできること。
日々の雑踏の中で忘れかけている「リラックスすること」。
これを意識的に行うことで、ココロもカラダも緊張状態から解放してあげる。
単純なことですが、更年期の不快な症状にも効果が出てきたのは、僕も嬉しかったな。
深呼吸のやり方
深呼吸のやり方、それは大きく息を吸い込み、吐き切ること。
そのまんまやん…
でもポイントがいくつかあるのでご紹介しときますね。
まずは肋骨の下の方(僕の手がある所)を両手で軽く触ってみて深呼吸してみてください。手が横に広がったり、縮まったりしない方も多いと思います。この部分に呼吸を集めていくことが、今回の深呼吸になります。
次に息を吐いていきます。息を吐きながら、両手で触っている肋骨が小さく縮んでいく感じになるように、息を吐いていきます。初めは上手くできないかもしれません。それは普段使えていないからですが、やっていくうちに出来るようになっていきます。
次に息を吸っていきましょう。触れている手を押し広げるようなイメージで、息を肋骨に集めていきましょう。自分の胸郭(ザックリ言えば肋骨)がドラム缶のようになるように大きく息を吸いましょう。この時に肩が上がっていかないように注意してください。
こんな感じで両手が縮まったり、広がっていれば、大きな呼吸が出来ている証拠です。
今回改善してきたAさまと同じ呼吸法ですので、ぜひ皆さんもやってみてください。
分からなければ、また当院に来られた際にお気軽にご相談くださいね。
本日もお付き合い、ありがとうございました!